平成から平静かつ冷静に令和を迎えるために


今週のお題「平成を振り返る」

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 になると桜が、青空の真っ青なキャンパスに、色を落とし、気が付けばひらひらと私たちの間を散歩して、桜が歩いたあとには、ピンク色の絨毯を敷き詰め、私たちを憩わせてくれたあなたを振り返る今日この頃。。

 

 人生において、一旦立ち止まって、過去を振り返ることは大切ですね。様々な失敗から学ぶこともあれば、成功体験を思い出して、気持ちを奮起させるのもいいでしょう。思い出に浸って、ホロホロと涙を流したり、思い出したくない恥ずかしい体験を回帰してしまい、心地いいお布団に包まれるのもありですね。

そんな良いタイミングとなるのが、元号の変わるこの『』かも知れません。

 

 

というのは、過去、現在、未来、に分類され、最後は『』のない世界、永遠

へと繋がっていると私は思います。

時の流れは、凄まじく早く感じる人もいれば、カメさんの散歩のようにゆったりとした時を感じている人もいることでしょう。

しかし、皆に等しくやってくるのが、未来であり、今というこの『』は次の瞬間は過去に変わっているということです。

 

未来と言えば、最近ニュースで取り上げられている池袋での事故を思い起こします。

等しく与えられている未来が、一瞬の出来事で失われ、その瞬間から過去の人となってしまった悲しい出来事が心に突き刺さってきます。

 しかし私たちは、亡くなられ方々を過去の人として、時間とともに過ぎ去ってしまっていいのでしょうか。未来の与えられている私たちが、今この『』に、思い起こすことで亡くなられた方々が、今を生きる未来へと変える事ができるのではないでしょうか?

 

 時代や時は常に変化し、いつも未来からくる、向かい風に私たちはおどらされ、歩みを止めそうになってしまうものです。しかし、過去と言う追い風が私たちを助け、新たな未来へ推し進める推進力になっていることにも気づかなければなりません。

 

 今年引退したイチロー選手は、現役時代、ヒットを打った時のいいイメージを思い出すのではなく、凡退に終わった打席を思い出して、なぜ打てなかったのかを探り、打てない理由、自分の弱点を一つ一つクリアにして次の打席に向かっていたと、聞いたことがあります。

彼は過去未来への翼にして、原動力にして、前へ進み続けていたと私は感じました。

 

全員がイチロー選手のようにストイックになり、過去未来への銀翼とする事はできないかもしれません。

しかし、過去を未来への推進力(エンジン)とする力がなくても、風があれば自由に飛ぶことの出来る、にはなれるんではないでしょうか。

 

自分という一本の紐に、しっかりと(未来)を結び付け、過去からの追い風に身を任せると言う事です。

 

 平成最後はと言う言葉は毎日のように耳にしますが、平成もまた過去の追い風となる日がやってくるのです。

 ですから、元号の上では最後になるかもしれませんが、未来を生きる我々にとっては、令和を生きようとしてる我々にとっては、平成は最後ではなく、未来へのスタートではないでしょうか。

 

 そして、令和(未来)と言う向かい風の中を生きる中で、冷静に自分を見つめ、原点回帰、過去を振り返った時、それはただの過去だと平静なままで過ごす事はではなく、平成からの追い風となることを願っています。

 

                                お布団くん

 

 

 

  新しい未来とグローバル社会への適応のために、未来からの向かい風へチャレンジだ!!