さあ、天気がいいうちにおふとんを干そう!でもちょっと待った・・・そのおふとん干しても大丈夫!??

お布団くんです!

 

さあ、天気がいいうちにお布団を干そう!でもちょっと待って・・・あなたのお布団干しても大丈夫!?!?

 

お布団には干さない方がいいものもあるの?

 

そうなんです・・・正確には日向干しに向かないお布団があります。

今日はそんなこんなを紹介したいと思います。

 

目次

・おふとんの種類

・羽毛ぶとんの素材

  ダウンとフェザー            

・日向に干しについて

・人は一晩に○○g汗をかく?

・簡単なお手入れ方法

                  

・お布団の種類

さて、お布団の種類と言われてみなさんは何種類あげられるでしょうか??

 

掛ふとん、敷ふとん、枕、夏掛けふとん・・・

これ以上うかばなーーーーーい

 

実は掛ふとだけでも、羽毛ぶとん、羊毛ふとん、綿ふとんと種類があり、またそれぞれに素材の違いがあります。

 

 お布団の専門家でもないのに、たくさん挙げられても、わけわかんなくなりますよね。

今日は日向に干して大丈夫なお布団と干すと傷みやすくなる羽毛ぶとんについて解説します!!

 

・羽毛ぶとんの種類

まず、一緒に考えてみましょう!

羽毛ぶとんからいっきまぁーす♪

羽毛ぶとんの素材はみなさまもよくご存じ、水鳥の羽ですね!

では、羽毛とは水鳥の羽のどの部分を使っているのでしょうか・・・

 

実は二種類あるんです。

おふとんのタグを機会があれば見てみて下さいね。

 

それは!いわゆる、ダウンと呼ばれるものと、フェザーと呼ばれるものです。

・ダウン(ダウンボール、丸い羽)

 人間で言う胸毛の部分にあたり、一羽から10gしか取れないと言われております。

 

私の羽毛ぶとんは1.4㎏あるので、生地の重みなどを適当に引いた単純な計算で約

100羽の水鳥の羽を使っていることになります。(水鳥は基本的には殺されてはいないのでご安心ください。)

 

・フェザー(いわゆる羽)

 羽といっても水鳥の内側の少しやらかいものを使用されています。(ふとんの値段によっては、外側の硬い羽の場合もあります。)

 

・日向に干しについて

水鳥さんたちは、その貴重なダウンは普段は胸の奥にしまっており、寒さが厳しくなった時に、羽の間に空気を入れて、まん丸なダウンを広げ身体から熱が逃げないようにして、寒さをしのぎます。

 

  ここで大切なことは、普段は胸の奥にしまっているということです!!

 

 そうです!!普段は大陽の光が当たらないところに大切にダウンはしまわれているのです。

ダウンは太陽の光に弱いわけではありません。では水鳥さんたちはなぜ太陽にあてないのでしょうか?

 

     ダウンは柔らかく、空気を含みやすく、また壊れやすいんです。

 え?それだけ?と思ったそこのあなた!!続きがあるのです!

 

汗には水分のほかに、必ず塩分も含まれますが、この塩分が天敵なのです。。。。

太陽の光(熱)で一気に温められたダウンは、汗の中の水分を離します。そしてそこには、ポツンと塩分が残ります。この塩分がダウンを固め、ゆくゆくは粉々に砕いてしまう原因となってしますのです。

 

だから、水鳥のさんたちは、まず塩分を落とすために、水浴び(水洗い)をして、塩分を落としてからしっかり乾かして、また胸の奥にしまっているのです。

 

【完全個別洗い】布団クリーニングの「しももとクリーニング」

 

普段から太陽に当てていると、いつの間にか塩分がダウンにこびりついていくからだったんです。

 

・人は一晩に○○g汗をかく?

        私たち人間に置き換えてみましょう!

 

人は一晩で約束200ml~400mlの汗をかくと言われています。

3分の2程は、敷ふとんが汗を吸いますが、残りは掛ふとんが吸います。

(大体65ml~130ml) 

 こんなたくさんの水分を毎晩のように吸い込んでは乾かし、吸い込んでは乾かしと、まるで呼吸のように羽毛さんたちは、汗を一生懸命処理してくれています。

 

当然、塩分も含みますが、多くは衣類や布団カバー、側生地(ふとんの生地)に付き、事なきを得るはずですが、やはり、その間をすり抜ける奴らがいるんです。

 

そんな塩分小僧たちがダウンの中を駆け巡り、ダウンに汗(水分)と一緒に腰を下ろした朝、 

さあ、天気がいいからおふとんを干そうしていませんでしたか?

せかっくの羽毛ぶとんが台無しにーーー!!

これで、日向に干しちゃいけない理由は分かって頂けたと思いますが、、、じゃどうすればいいのか・・・・となりますよね

 

・簡単なお手入れ方法

一番は毎日水洗いが最高ですが、そんなことは到底できっこないので、簡単な方法をお教えします。

 

まず、朝起きたら、羽毛布団の上に乗って空気を抜いてください!これで、水分を多く含んだ布団内の空気を追い出せます。そして、風通しの良いところで陰干しをしてください。

たったこれでけ、羽毛さんたちは毎晩元気にあなたを包んでくれます。

 

   でも、これだけではやはり限界はあります。

 

 水鳥さんたちのことを思い出して下さい!!

 

       そう!!水洗いしていましたよね。

 

羽毛ぶとんは水洗いとても肝心になります。

 

水洗いに関してはまた明日詳しく、アップしたいと思います!

 

 

さあ、天気がいい朝、ただしく羽毛ぶとんをお手入れしてあげてください!!

 

 

                             お布団くんより

 

 

 

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